AKI鍼灸院 の日記
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「小児はり」とは?
2011.06.17
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「小児はり」というのは、文字通り小さなお子様に施術する鍼のことを言います。 この「小児はり」は、生後間もないお子様から小学生の高学年位までを対象年齢として、一般の大人の施術に使うような鍼は用いず、先っぽの丸まった鍼、ローラー鍼と言った皮膚に接触する鍼を使用します。(刺さないはりです) 施術はこれらの接触鍼で、軽く皮膚をなでたり、さすったり、またはチョンと引っ掻く程度のもので、治療時間もおおむね10分程度で終わってしまいます。 子供は成長の過程にあり、病気もまた固定化されておらず、施術も軽く行うだけで、めまぐるしい回復力を見せるものであるからです。 また、病気の治療だけでなく、風邪の予防や虚弱体質の改善と言った予防医学としての小児はりも大きな効用を発揮致します。 小児鍼とは古代中国で生まれた歴史のある伝統医学です。テイシンといわれる刺さないはりで身体のツボを刺激します。
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